エスイーノニチジョウ

(2003年11月版)

11月 1日 (土)

早速だが、
このページをご覧頂きたい。
沖縄の海岸で白熊を拾った絵本作家が、白熊をモデルに絵本を描き持ち主を探しているという記事である。
沖縄と白熊というアンマッチがいかにもな感じを受けるが、沖縄の海岸に忘れられたものらしい。
私も記憶にあるが、ぬいぐるみというのは子供にとっては宝物ではなく、友人のような感情を抱かせる。
この熊を忘れた子も、今ごろ忘れてしまった事を悔やみ、それに手を焼いた親に「あたらしいのを買ってあげるから」等、
言われ、無理矢理忘れさせられているのではないかといらん世話を焼いてしまう。そうなる前に持ち主を見つけてあげたいものだ。
もっと大々的にアピールしなければ見つからないのではないだろうか。

11月 2日 (日)

3連休2日目。今日が中日。明日もまだ休みだ。とは言え別にする事はない。
前も書いたことがあるが、ウチの通信環境というのは電話回線を使用したダイヤルアップ接続である。
このホームページですら、表示させるのに結構な時間がかかってしまう。
しかし、現段階で家の通信環境向上を行うわけには行かないので、このページを昔のように2分割しよう
と再び目論んでいるのだ。ページ表示が遅いその原因はわかっている。便利トップページが重たいのだ。
ただ、日記が読みたいだけであの重たいページを通らなければならないのは、やはり作成者のエゴでしかないと
思い直した末の決断である。今私の耳には、皆様の「またか」というため息交じりの声が聞こえたのだが。
それに伴いページのタイトルも一新しリニューアルする予定なので、気長に待っていてください。
そのうちいきなり変ると思います。

11月 3日 (月)

3連休3日目。今日で最終日。
ママがピザを家で焼きだした。当然生地から手作りで始めている。
なかなか、本格的に調理を行っているようす。
私は、その間特にする事もなく、手伝いをするにも恐らく私では
邪魔になるであろうことが予測できた為、小麦粉を横から若干拝借して
うどんを打ってみる事に。打ちあがったうどんを食べてみたのだが、
初めてで適当に打った割にはそこそこ食べれられるものが出来上がっていた。
とはいえ、これといって美味いわけでもなく、多量に食すると粉っぽい感がぬぐえない。
次に打つときはもっと完成度の高いものが打てると信じている。機会があったらまた打ってみたい。
晩御飯はというとママの作ったうまいピザとパンを食べた。
これがうどんだけだったらと思うと気が気ではない。

11月 4日 (火)

SONYのゲーム機PlayStation2が11月13日より、希望小売価格を19800円に値下げすることになった。
それにあわせて、Nintendoのゲームキューブも、価格を14000円に値下げするそうだ。
PS2に関しては、前の25000円に比べると、一気に5200円の値下げと、明らかにクリスマス商戦を意識
している事が伺える。任天堂もそれに追従する形となった。さて、後はMicrosoft X-boxだが、今の
所正式発表は無いものの、おそらく値下げを慣行してくるものと思われる。
しかし、ハードメーカーは事ある毎に値下げを行っているのだが、発売当初の高価な時期に購入し、
現在のプラットフォーム基盤を作ってきた古参ユーザーに対しては何も行ってくれない。
まぁこれは昔から引き継がれている伝統のようなものだが、古参ユーザーと新規ユーザーの差が
2万円もあるのは今回が初めてだ。たまには、古参ユーザーに対して、買い替え補助金を出してみるとか、
ソフトの優先販売を行って見るとかした方が良いのではないか。そうでなければ次の新しいマシンを
発売する時に、「結局安くなるんだろ?」的な買い控えが起こらないとも限らない。
私は今主用ゲーム機を持っていないので、あまり言えた義理では無いがゲーム業界が下火になっていくのは
観ていて寂しいものがあるのだ。
殿様商売の時代はもう止めにして、業界の活性化の為に現メーカーは一肌脱いでいただきたい。

11月 5日 (水)

今日を以って10/24(金)〜11/5(水)に開催されていた東京モーターショウが閉幕する。
今年も観にいけなかった。いつかは見に行ってみたいものだと毎年思う。
こう考えると、東京では常日頃何らかのイベントがどこかで開催されているので
東京在住の方々は休日何処へいこうかと悩む事も地方在住者に比べると少ないのではないか。
私もこの3連休特に予定もなく、何をして過ごすかを悩んでいたクチである。
じゃ、東京モーターショーを観る為に上京すればいいという案も無い事は無いが、
こちらからショーを観に行こうと思ったら、交通費・宿泊費・小遣い・雑費など
結構バカにならないものだ。したがって、思い立っても行く事が出来ないのが現状である。
一度で良いから、こういう大きなショーを東京以外の都市で行ってほしいものだ。
と都会を羨んでみたりする。

11月 6日 (木)

NEC製のパソコン(CPU:Celeron-2.4GHz:15.0TFT液晶モニタ:メモリ:512MB:HDD:120GB:
DVDマルチドライブ・テレビチューナー付き)が1台19,800円だとすれば、あなたはどうしますか?私は迷わず買います。
実際にこの金額で販売した会社が
丸紅ダイレクトである。
とはいえ丸紅ダイレクトも販売したくて販売したわけではない。ホームページに記載する金額を一桁間違えていたのである。
しかし新聞の折込広告などではプリントミスが稀にあり、「夢のマイホームが1,980円!!」などと書かれていたり
して、微笑を巻き起こしながらゴミ箱へと直行するのが世の常であった。しかし、丸紅ダイレクトは違った。
本来198,000円で販売すべきパソコンの価格を19,800円と記載した事に対し、本当にその価格で1,500台売り払ったのだ。
単純に累損計を出しても、2億6700万円である。とんでもない金額だ。さすが東証一部上場企業といわざるを得ない。
うちの実家の工務店が夢のマイホームを1,980円で建てようものなら、あっという間に倒産企業の仲間入りである。
今回の事態により、丸紅ダイレクトは一次的にサイトを封鎖し、事の回収に当たっているようだが、今度またこう言った事態を
招いてしまった際は、また同じ対応をしなければならない。また、他のネット販売企業も客に対する対応が難しくなるであろう。
この事件思ったより大きい波紋を呼びそうだ。

11月 7日 (金)

↑には堂々と11月 7日と書いてはいるものの、今これを記述しているのは、日が変わった
11月 8日の早朝丑三つ時である。ついさっき仕事から帰ってきた。
久々の夜間業務で気づいたことがあるのでここに書く。今まで規則正しい生活をしてきていた為、
夜間業務中にスタミナが切れてしまった。3年ほど前であれば、こういう業務は日常茶飯事であり、
この時間に仕事が終わったとしても、「さぁ!焼肉食いにいこーぜー!」とか、「さー呑みに
いこーぜー!」とかやっていたはずだ。今考えると、それは暴挙としか思えない。
人間とは色々な環境に順応していくものなのだなぁ・・という感慨とともに夜は更けていく。

11月 8日 (土)

あ〜あ。やっぱりやっちゃったよ。
PlayStationが19,800円に値下げすると言う情報をここに書いたのは、今週火曜日の事だったか。
それに次いで、予想通りMicrosoftもXboxを現行24,800円から16,800円に値下げする事を発表した。
実施日は、PlayStationより9日遅く、11月20日からと予定されている。
しかも、Microsoftは何を血迷ったか、本体に新作ソフト2本を付け、さらにコントローラー2個、
オンラインサービスカード2ヶ月無料を全てパックして、2万円近く値下げすると言う。
XBoxを発売時に(初期不良もありながら)購入したユーザーの心中は穏やかではあるまい。
こういう事をしつづけているとどうなるかは、セガの行く末を見ている皆さんには痛いほど
よくわかるだろう。資本力に違いがあるとは言え、セガもDreamcastの時に同じような事をして
ハード撤退に追い込まれた。なんだか、Microsoftもセガを追っかけているような気がしてならない。

11月 9日 (日)

先週の月曜にうどんを打った事を皆さんは覚えているだろうか。
とは言え1週間も経ってないのだから忘れたという方はいまい。多分。
前回のうどんはお世辞にも美味いとは言えず、今回リベンジすべくもう一度打ちにかかる事にした。
問題点を徹底的に分析し、打ち方等もホームページなどで調べ以下の3項目を改善点として挙げる。

  • 小麦粉を薄力粉で打ち始め、水の量が多かったっぽいので、全体的にまとまりが無い。
  • 寝かし、踏み込みが甘かった為、麺にコシがない。
  • 打ち粉をケチった為、麺同士がくっつき、すいとんのようになった。

    今回は、小麦粉を薄力粉から中力粉に変更し、水量も足りないくらいから始めて足らない分だけ微量
    ずつ足すようにした。それにより、前回のようなやわらかい生地ではなくなった。よしよしいい感じ。
    踏み込みも、前回は10分を2回でなく、200回踏み込みを計3回とした。また、寝かし時間も
    前回は1時間だったものを、1時間半に延長。また寝かし終了後、再度100回の踏み込みを行った。
    踏みあがった生地は前回のように持ったら流れそうなものではなく、明らかに弾力がり、指で押し込んでも、
    元に戻ろうとするような生地に仕上がった。これはもしや!?
    最後の工程だが、生地の乾燥を防ぐ為、打ち粉を徹底的に振る。周りは粉だらけだ。
    それを麺棒で伸ばし、3mm幅で切っていく。よしよし。かなりいい感じだ。
    最終的にゆでようとした時に問題発覚!切った後の麺同士がくっついている!!結構打ち粉を振ったつもり
    だったが、まだ足りないらしい。結局、前回ほどではないが、今回も4分の1くらいはすいとんになってしまった。
    最後に試食してみた結果だが、麺のコシはかなりある。第2工程までは問題なさそうだが、最終工程に問題が
    残った。とにかく、うどん作りは麺に切る工程で麺になるかすいとんと化すかの分かれ目となるようだ。
    次回は、以下の点に注意して打ってみたいと思う。

  • 包丁の訓練を行い、均等幅で麺を切れるようにする。
  • 打ち粉をさらに増やし、切りあがりの麺がくっつかないようにする。
      (打ちあがりの麺にサラダ油をかけると良いとの、ママの母上のアドバイスもある。これも試す。)
  • 坊が寝ている時間に最終工程を行う。そうしなければ、切った端から坊が握りつぶすのだ。

    しかしうどんもおくが深い。結構はまってしまいそうな感じがする。
    中力粉自体は、300円もあれば買えるし、工程もそんなに難しくないので皆さんもやってみてはいかがか。
    300円で4時間は遊べるし、夕食も確保される。至れり尽せりではないか。
    ただし、美味い夕食を食べようと思ったらそれなりに研究が必要なのだが。
    今回もママのピザが無かったらと思うと気が気ではなかった。

    11月 10日 (月)

    昨日、うどんの興奮冷め遣らぬ中2003年衆院選が行われた。うどんとは全く関係がない。
    結果だけ見ると、連立与党が過半数を超えた形になったが、公明党が議席数を伸ばしただけで
    自民・保守新は議席を減らしてしまっている。とはいえ、自民・保守新以外の党も前回議席数を下回り、
    その差分を全て民主党が持っていった形となった。しかし、投票率の結果は一体なんだ。
    60%すら切っているではないか。特に都市部の投票率の低さは目に余るものがある。広島など軒並み
    50%台である。あれだけ痛みを強要され、保険は上げられ、税金は上げられ自分の生活に影響が出てきても
    投票に行かない人がいるのはちょっとどうかと思う。大体そういう人に聞いてみると、「もうあきらめている」
    と言う事を言われるのだが、諦めて投票に行かないという事は、固定票を多く持っている人に投票しているのと
    変らないのだ。つまり今の日本では、自民・公明に投票している事と何ら変わりはないと言う事に気づいてほしい。
    投票しなかったのだから今の世の中悪くなっても自分は関係ないという事はありえないのだ。行っていないあなたも当事者である。
    誰に投票すべきかわからない方は、一度でも投票に行ってみると良い。投票した人・党に裏切られたりすると、
    より良く政治に目を向けるはずだ。もうそろそろ人任せ主義を払拭しない限り日本の未来はない。こう断言したい。
    話は変わりいつも思うのだが、最高裁判官国民審査は一体誰がどういう裁判をした人なのか、それ以前にどれが
    誰なのかすらわからない。今回も前回同様白紙投票となった。ちょっと最高裁判官にも目を向けてみようといつも思うが、
    結局観きれずに選挙当日を迎えてしまい、白紙投票となる。だめだなァ。

    11月 11日 (火)

    わんわんわんわん。犬の日はこちらの方がふさわしいと感じる今日この頃。皆様はいかがお過ごしか。
    本日は、山口市内に出張であったが、当日のうちに帰らねばならない。日帰り出張というやつだ。
    今新幹線の中でこの日記を書いているわけだが、ノートパソコンはバッテリーを変えろと先ほどから
    事あるごとに忠告をしてくる。いささか鬱陶しいため、バッテリーチェックを外してやった。
    どうだ。これで何もいえまい。と思っていた矢先にバッテリー切れで電源もろとも落ちてしまった。
    と言う事で、この辺の文章は家で書いているわけだ。なんとリアルタイムな日記だろうか。
    時代の最先端を感じずにはいられない。

    11月 12日 (水)

    変えちゃった。ついに。
    今日大幅にホームページデザインを変更しました。どうでしょうか?
    今回はこの日記についても変えたため、ここに直リンクされている方も気づいていただけたと思います。
    イメージとしてちょっとレトロな感じを出したかったので、モノクロ一辺倒としました。
    また、全体的にカタカナとフォントを統一したので、前より手抜き感が減ったと思います。たぶん。
    ページタイトルもレトロに「トンデモエスイー」としましたが、この「エスイー」はバナーや変更履歴にも
    書いてある通り、「SentenceEngineer」であり、本職の「SystemEngineer」ではありません。
    本職が「トンデモ」では話になりません。お間違えの無い様。
    実際に「SentenceEngineer」と言う単語があるわけではありませんが、私が文を書いていく工程を
    振り返ってみた所、単語を組み合わせて工作感覚で作っていく事からあえて「エンジニア」としました。
    前回の「暇つぶし」よりは圧倒的に今回の方が気にいています。私のセンスが問われそうですが。
    画像を増やしているので、前回のものよりは若干重くなっているかもしれませんが、一度キャッシュ
    されれば大して遅くはならないと思います。感想等聞かせていただけるとありがたいかな。
    では、これからも「トンデモエスイー」をご愛顧いただきますようよろしくお願いします!

    11月 13日 (木)

    最近めっきり冷え込んできたと思ったら、かなり冬に近づいているようだ。
    冬になると何故か便通が悪くなる。私にとっては毎年の儀式のようなものであり、風物詩といってもよい。
    別に便通が悪くなると言っても女性の便秘ほどの事は無く、便通の時刻が不定期になるくらいの事であるのだが
    この時と場合を選ばぬ便通ウェーブには泣かされる事が多い。皆で打ち合わせ等している最中に限って腹の中で
    オーケストラ演奏がはじまる。擬音で表すと、「ガツンガツン」と言う感じだ。パンクと言う方が正しいのかもしれない。
    そういう時にかぎってえてして会議も熱を最高潮に帯びていたりして、
    「あのぅ。トイレに・・・」
    など言おうものなら即刻切り捨てられそうな雰囲気なのである。だからと言ってその場で脱糞などしようものなら
    切り捨てどころか首である事は間違いない。首になってはたまらぬ為、必至に我慢するのだ。黄褐色の顔に脂汗を浮かべ、
    会議の内用も把握し、さらに括約筋の堤防も死守する。かなり苦痛と忍耐を伴う作業である事はいわずもがな。
    結局いつも最後まで我慢し通し、皆に悟られず、鴨かひよこのような足取りでトイレに向かうのだが
    用を足すときの快楽はえもいわれぬものである。こう、不幸を被りきった分幸せがまとめて帰ってくる感じだ。
    私はこれを「しあわせ銀行」と名づけ、今でもたまに利用している。

    11月 14日 (金)

    キロ、メガ、ギガ、テラ、ペタ、エクサ、ゼッタ、ヨッタ・・・
    何を言い出したかと思われた方も多いだろう。とうとう広之進が狂ったとも思われた方もいるかもしれない。
    これは、主にコンピュータで使用する単位である。皆様にはなじみのない単語であろう事が予測できる為、 狂ったと思われたとしても止むをえないと私は感じている。念のため言っておくが私は狂ってはいない。狂いかけである。
    さて、話を戻そう。1の1,024倍が1キロ。1キロの1,024倍が1メガとヨッタなんてわけのわからない単位まで続いていく。
    この1,024倍なんてのはあくまでもコンピュータでの話であり、実際の単位では1,000倍づつのアップとなるのだが、
    コンピュータ以外でキロ以上の単位を聞いたことが無い。皆さんはあるだろうか。
    たとえば、

    迷い人「あのう。鳥取まで行きたいんですが、あとどれくらいですかねぇ。」
    親切人「あ〜。鳥取ならあと2メガ(m)くらいですよ。」

    一体この御人何処で迷っているのか。親切人の表現も一般的ではないが、鳥取から2000キロも離れた所で道を聞く
    迷い人もまた一般的ではない。それは凡例としてご容赦いただいたとしても、こういう例は一般的だろうか?
    大体、重さにおけるキロの次単位はトン(t)である。現在の世界では統一化がなされていないではないか。
    まずは距離、重さ、個数など数字で表せるものは単位を統一すべきだ。そうでなければ解りにくい。。
    それを踏まえて、徐々にこの単位表記を一般化していくべきだ。
    では、私は4ペタメートル先の我が家で、2テラリットルの水を飲み、1メガカロリーほど摂取した後、3キロ時間
    ばかし寝る事にするよ。じゃあまたね。
    おかしいだろう。やっぱり。

    11月 15日 (土)

    最近坊が自らの意志を伝える事を覚えてきたようだ。
    息子の成長というのは嬉しい限りではあるが、たまにムカムカするときがある。
    「こっちにおいで」と言うと、首を振りながら「イヤイヤ」等と言いやがる。
    「これを飲め」と言っても、首を振りながら「イヤイヤ」等と言いやがる。
    「着替えろ」と言っても、首を振りながら「イヤイヤ」等と言いやがる。
    「いやと言え」と言っても、首を振りながら「イヤイヤ」等と言いやがる。
    ふっ愚か者め。これが大人の戦術と言うものだ。
    なんの意味もないが。

    11月 16日 (日)

    昨日にうって変わって今日は快晴となった。快晴になる日の朝は放射冷却現象により気温がぐっと下がってくる。
    別にだからどうだと言う話ではない。「寒いね」と言う話だ。
    快晴となると外へ遊びに行きたくなるのが人情と言うものであり、私も「銀杏でも拾いに行こう」という提案に対して
    意義を申し立て暴れる事もなく、快晴による高揚感に身を任せて提案を受理する事とした。
    収穫結果としては時期が遅すぎてもう銀杏はただの一つも落ちていなかったのだが、
    高く澄み渡った青空の下、肌を刺し始めた冷気の中で日の光を浴びながら並木道を散策する事の気持ちよさを知り、
    職業柄日の光を浴びる事の少ない自分の皮膚が紫外線や赤外線を欲していている事に気づかされた1日であった。
    内用が薄いくせに文章が回りくどすぎであり、申し訳ない。

    11月 17日 (月)

    ちょっと気になるニュースが飛び込んできた。
    JR東海がリニアモーターカーの無人走行実験で56km/hを記録したと言う。
    560km/hといわれてもいまいちピンと来ないかもしれないが、現在の新幹線の平均時速が270km/hで
    最高時速が焼く300km/hであるから、この速度は単純に考えて新幹線の約2倍のスピードと言う事だ。
    単純計算で、広島−東京間を2時間で走りきる計算となる。実用化されるとなればオフィスワーカーに
    とってかなり便利な移動手段となる事は間違いないのだが、実用化された暁には何処の路線をはしるのだろうか。
    新幹線と同じ路線を走ると言うのはダイヤ的にかなり無理があるように感じるので、新規路線を作るのだろうか。
    実用化に向けて課題はまだまだ多そうである。

    11月 18日 (火)

    学研と言えば、皆さんは何を連想されるだろうか。
    学研進学ネットを思い浮かべる方はかなり勉強された方だろうし、学研の子供書籍を思い浮かべる方は
    読書家であったのだろう。「ムー」を思い浮かべる方はっきり申し上げてかなり変っている。
    まあ大抵の場合、学研の学習と科学と言う雑誌を思い浮かべる方が多いと思う。
    今となっては、なかな目にあたる事も無く半分以上忘れかけていたのだが、衝撃の情報を入手した為、
    あえて今日の日記に書くこととした。先ずは
    ここを参照していただきたい。

    このように、学研はいつのまにか「大人の科学」等というシリーズを刊行していた。
    しかも、付録は魅力豊かなものばかりではないか。「弓引童子」、「からくり人形」、「鉱石ラジオ」と
    なにか男心をくすぐるものばかりである。「大人の科学」と聞いて違う事を想像し、電光石化のスピードで
    クリックした自分を恥じ、悔い改めたい今日この頃である。

    11月 19日 (水)

    今日の、いや正確には明日の午前0時に例年の如くボジョレ・ヌーボーが解禁となる。
    今年は本国フランスも猛暑に見舞われ、並外れて出来の良い年であるとの発表が解禁前から
    出ていたため、かなりの消費・販売が予想されるのだが、ボジョレ・ヌーボーといえば、
    言わば出来たてのワインである。外国諸国ではワインは熟成物がかなり重宝されるのに対し、
    日本では、ボジョレ・ヌーボーと言うブランドのみが先走り世界でもトップの消費量を記録している。
    このボジョレ・ヌーボーの解禁日と言うのはあくまでその年のワインの出来を味見する場であり、
    それだけを重宝して暴飲する民族はあまりいない。まるで、解禁日に飲み尽くそうかという勢いである。
    ボジョレ・ヌーボーが日本で流行りだしたのは、私の記憶では約4年前くらいだろうか。あと5年もすれば
    熟成物のボジョレが品薄で価格が滅茶苦茶高騰してそうな気がするのだ。
    もしかしたらそれもボルドーの策略なのかとすら思ってしまう今日この頃である。
    そんな事をここに書くと、「じゃあ飲むなよ」と言われるかも知れない。
    でも、私は飲む。飲ませてくれよ。なぁ。

    11月 20日 (木)

    d はてさて。今年も押し迫り毎年恒例の流行語大賞の選考会の時期がやってきた。
    流行語大賞といえば、現代用語の基礎知識を発行している自由国民社が毎年年末に行っている
    新語・流行語を称えて贈呈される栄誉ある賞である。しかし、その認知度に比べて大賞受賞後の
    使用頻度は格段に低い。しかし、毎年毎年思うのだが、この賞は何を基準に選んでいるのか。
    例として、前年の入賞語を羅列してみよう。

    【年間大賞】
    「タマちゃん」「W杯(中津江村)」

    【トップテン】
    「貸し剥がし」「声に出して読みたい日本語」「真珠夫人」
    「ダブル受賞」「内部告発」「ベッカム様」「ムネオハウス」「拉致」

    【特別賞】
    「Godzilla」

    と言う事で、年間大賞は上記2語に決定している。両方とも名詞である。それでいいのか。
    トップテンに入っている中でも半数は名詞であり、後半数は特定の人物しか使用しない
    逆にマニアックなものである。特別賞に至っては閉口するばかり。
    はたしてこれらは本当に流行語なのか。流行語と言うからには我々庶民が日常で使用する語句
    に対して与えるべきではないか。現に第一回流行語大賞では、そう言った語句が数多く入賞している。
    この大賞ネーミングを「流行語大賞」から「メディア語大賞」に変えるべきだ。そうすれば、私のうやむやも消えるのに。
    1990年の「ファジィ」なんかいい線ついてると切に思うのだが、この路線にはもう戻らないのか。

    11月 21日 (金)

    昨日流行語について記述したのだが、私が常々感じている事をここに書いてみてもいいですか?
    嫌と言われても書きますが。と冒頭の挑発的な一文を筆頭に書き始めた言葉についての一考察であるが、
    書いていくうちにあまりにも膨大な量になり、書きたいことも変化してきてとても日記とはいえなくなったので、
    雑記帖に移動した。御暇が許すならこの三連休のうちの10分を割いて読んでいただけたら幸いである。
    しかし、下の文はその時書いたにも関わらず、どう考えても入れる部分が無い為没になったものだ。
    これではあまりにもかわいそうなので、これを今日の日記とする。決して手抜きではない。

    「彼女って汗臭い部長と付き合ってるらしいよ」「ありえな〜い。」その表現そのものが
    今の私にとってはありえない。まず、「ありえない」と言う単語の現時点での正確な語意を表記してみる。
    単純には「有り得る」の対義語であり、「あるはずがない。存在する可能性が十分でない。」と言う意味だ。
    この場合は「ありえない」と言う単語そのものが「信じられない」とか、微妙な非定を含めた「マジか!?」を
    表現しているのだと思われる。正確には
    「私にとって汗臭い部長と付き合うことなどありえないのになぜ彼女はそうするのか」
    と言う事だろう。多分。いや、もしかしたら、
    「彼女が男性と付き合う事そのものがありえない」と言う事かもしれない。
    いやいや待てよ。
    「部長が汗臭いことがありえない」のかも。
    と言うように会話として「ありえない」と言う単語1語で返答するとこれだけの意味を含ませているわけだ。
    それを補うのがニュアンスであり、イントネーションであり、ボディランゲージなのだろうが、
    口語でのみ可能な表現だ。私には微妙なニュアンスは伝わってくるが、真意は伝わってこない。
    口語であるが故、前後の文が省略されたと考えれば合点が行く。しかし、この表現では発言者と傍聴者が
    同じ価値観であるか、発言者の性格や嗜好を把握できている傍聴者でなければ真意は伝わらないという言わば
    諸刃の剣である事も認識しておく必要があろう。良くも悪くも日本語が英語に近づきつつあるのかもしれない。

    あっちを書き終わってこっちを見たら最初私は何を書きたかったのかを既に忘れている。
    たしか、現代人の語彙(ボキャブラリ)の減退が言葉を進化させているとかなんとか書きたかったのではなかったか。
    なぜ途中で言語が生物であることの証明になってしまったのか。それは私の頭に住む妖精しかその理由は知らない。

    11月 22日 (土)

    先週打ったうどんを冷凍保存していたのだが、今回は「味噌煮込みうどん」にしてみることにした。
    味噌煮込みうどんは、文字で書くと仰々しいのだが、作り方は至って簡単である。味噌汁を
    作るのと大差はない。出汁に味噌を溶かし、そこにうどんと具を投入し、しばらく煮込むだけである。
    しかし、さすが手打ち讃岐うどんである。少々煮込んだくらいでは全く伸びる事もコシがなくなることも
    溶け出す事もない。15分くらい煮込んでいたのだが、全くコシは萎えていなかった。
    これで、すうどん、焼きうどん、煮込みうどんと試してみたわけだが、あとはざると釜揚げの2種類試せば
    うどんコンプリートとなる。趣味を作ると言う目標で始めたうどん打ちであるが、かなりはまりつつある。
    今から履歴書を書くことがあるかどうか解らないが、今なら胸を張ってこう書くだろう。
    趣味:うどん打ち

    11月 23日 (日)

    夜間に外を歩くとかなり寒い。寒いと欠かせないのがあったか〜い缶コーヒーであろう。
    私はこの日野暮用で夜間に外を出歩いていた。上の例に漏れずこの日も気温はぐっと下がり
    かなりの寒さとなっていた。私は、あまりの寒さに耐え切れず缶コーヒーを買う事にした。
    自動販売機に120円を投入し、コーヒーのボタンを押す。ガタンと言う音と共に、
    缶コーヒーが転がり出る。私は商品排出口に手を突っ込み、商品を取り出す。そのときである。
    ガタン!という大きな音がしたので私は驚き即座に手を引っ込めた。その瞬間
    ガガーン!と言う大轟音があたりに響き渡った。なにが起こったのかわからず呆然としていた
    私の目前に衝撃の光景が!なんと、商品排出口には私が買ったものと同じ缶コーヒーが
    山のように出てきている!しかも、1本取り出すと、上からどんどん落ちてくるではないか!
    まるで、フィーバー後のパチンコ台のように次々と缶コーヒーが自動販売機から噴出してくる。
    私はわけがわからなくなり、しばらく棒立ちするしかなかった。しかし、ふと我に返り、
    コーヒーを何本か取り出したのだが、コーヒーはどんどん出てくる。もう持てなくなった。
    止むを得ず合計6本のコーヒーをポケットに入れ、その場を後にした。
    しばらくして、もう一度その自動販売機を見に行ってみたのだが、もう缶コーヒーは跡形も
    なくなっていた。誰かが残り全ての缶コーヒーを持って帰ったのだろう。
    多分神は私の良心を試す為にこう言った現象を起こしたのだろう。私は神の思い通り
    コーヒーを盗んでトンズラした。そのうち神の罰がわが身に降りかかるだろう。
    残りの数十本を盗んだ誰かもわからぬ男にも同様に神の罰が下るに違いない。
    それは、又この日記に記載されるだろうから、楽しみに待っていて頂きたい。

    11月 24日 (月)

    大手コンビニエンスチェーンのローソンが、弁当・惣菜・調理パン・調理麺などに使用していた
    化学調味料を全廃することを決めたそうである。化学調味料といえば、うまみ調味料、甘味料、
    酸味料・合成着色料など数多くあるが、今までの「極力減らす」から「全廃」としたのはローソン
    が初めてだとの事。日本人はどうしても化学調味料よりの味覚を持つ方が多く、化学調味料抜きで
    他のコンビニと渡り合おうと思ったらかなりきついものがあろう。しかも、化学調味料の温床で
    あった調理麺までも全廃にすると言う。激化するコンビニ戦線の中、健康に配慮すると言う
    カードを切ったローソンの行く末はどうなるのか。味付けに相当の自信があるのか。
    健闘を期待したいが、担当者は大変だ。

    11月 25日 (火)

    今日から、山口の温泉街に温泉旅行・・・いや出張へ出かける。
    しばらく日記の更新ができるかどうか解らないが、どうやらインターネットが利用可能なホテルの
    ようなので、更新出来る様にがんばりたと思う。しかし、私がいくらがんばったとしても、
    インターネットが出来ない環境での更新を出来るほどの念力や気孔を持ち合わせてはいない為、
    どんなにがんばっても無理であろう。期待せずにお待ちいただけたら幸いである。

    11月 26日 (水)

    と言う事で、現在ホテルのロビーのネットスペースにいる。
    最近はホテルの一室にまでLAN線がきているところも多いが、私が今滞在しているホテルは
    ロビーにインターネットスペースがあり、そこでLAN設定をしてネット接続しているのだ。
    当然隣には、会社員の方や、アラブ系外国人の方など居り、ちょっとだけインターナショナルな
    雰囲気に包まれながらこの日記を書いているわけだ。
    いくら場がインターナショナルであれ、書いている内容はこんなインターナルな内容であり、
    やはり、書く人物そのものがインターナショナルになるべきである事を再認識させられ
    今日と言う日が終わっていくのである。

    11月 27日 (木)

    出張2泊目。今日も重たいノートパソコンを抱え、のこのこアホ面さげてインターナショナル
    スペースに来たわけだ。昨日のアラブ系外国人も相変わらず来ている様子。今日彼は母国に電話を
    しているようで、意味不明な言語を操り、電話の向こうの人とのコミュニケーションを図っている。
    しかしながら、私には全く意味は理解できず、あの忌まわしきポプラ時代の夜を思い出すしかない
    状態である。やはりインターナショナルな人間を目指すべきだと開眼しながら今の自分を見てみると
    ビール片手にインターネット三昧と言うまさにオヤジと言う3文字がぴったりフィットな29歳であり、
    脳の内部では「アハハ。どうしようもないよね」と言う言葉が渦巻いてはビールの泡と消えていくのである。

    11月 28日 (金)

    出張から帰ってきた。久々の我が家。もうあのアラブ系外国人もいない。いたらビックリだ。
    しかし出張期間中は、夜もちょくちょく目がさめたり、便通が不規則というか全くでなかったりと
    体調面でかなり苦戦した。昔ほどの図太さがなくなりつつあるようである。
    では、家に帰ってきてからはどうかと言われたら、今の所ほとんど変っていない。便通も悪く
    夜も2〜3回は目がさめる。これもオヤジ化の前徴なのだろうか。

    11月 29日 (土)

    うどんを打とう!と思ったら粉が無かった。と言う事で今週のうどん打ちはお休みである。
    買ってきてまで打つだけの気力が今はない。と断念した時に限ってテレビで手打ちうどんの番組をやって
    いたりする。深夜番組なのだが、出演者の皆でうどんを打つため高松に行ってどうのこうのという番組である。
    しかし、自分も始めてそんなに経っているわけではないのだが、素人が打つのを見ていると
    イライラしてくる。「あ!そうじゃないんだそこは!」とか、「なにやってんだ!」とか思ったりするわけだ。
    その様はまるで元高校球児のオヤジがテレビの前でビール片手に巨人戦を見て、木佐貫投手などが打たれたりすると
    「なにやってんだよ!そんな所に放るやつがあるかっ!」と、自分など出来もしないくせに難癖つけるようなものである。
    まさにオヤジそのものであろう。一度自宅にカメラを設置して客観的に行動を見てみたいものだ。
    おそらくそのカメラには正真正銘のオヤジが写っている。

    11月 30日 (日)

    今日は、今派遣で出ている会社の連中でバトミントン大会をする日であった。
    のこのこ100円ショップで購入したバトミントンセットを持参して大会に臨んだのであるが、
    思うように体が動かない。「これくらい動け」と言う脳の指令に対し、その70%くらいしか体が動いていない。
    脳的には、間に合って打ち返しているべきシャトルが、何故か足元にあるという違和感といったら、
    半端ではない。違和感どころか恐怖心すら感じてしまう。やはり定期的に運動を行い、脳と体の誤差を
    少なくするよう勤める必要がありそうだ。
    ん?大会結果?見事最下位です。パートナーだった方・・・申し訳ない。

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